八ヶ岳・夏の合唱講座報告

夏講練習風景。中央は指揮の内田功先生

 

フィナーレコンサートの練習をするゲストのみなさん

 

たくさんのお客様を迎えてのフィナーレコンサート

 

8月18日(金)〜20日(日)、第41回 八ヶ岳・夏の合唱講座を長野県諏訪郡原村の八ヶ岳自然文化園で開催しました。

今年も指揮はムジカの内田功、ピアノは金澤亜希子さん。合唱参加者は97名、スタッフ13名、ゲスト4名で、総勢114名。男声とアルトがやや少なめでしたが、3日間で5曲の歌に取り組み、最終日のフィナーレコンサートで無事発表することができました。

 

今年のゲストはミュージカルやオペラの舞台で活躍しているバリトンの佐山陽規さんとソプラノの佐山真知子さんご夫妻、ピアノの服部真理子さん、バリトンサックス奏者の笹尾淳一さんです。

2日目夜のゲストコンサート「佐山陽規&真知子ふたりコンサート in 八ヶ岳」はモーツァルトのオペラのアリア15曲を、オペラシアターこんにゃく座の大石哲史さんの構成・演出で歌い、演じ、つないでいくとても面白い趣向で、夏講では初めてじゃないかと思うくらい、会場中が笑いと喝采に満ちた楽しいコンサートになりました。

 

四葉のクローバーコンサートの感想を紹介します。

Docomo104とっても楽しかった。オペラの魅力にとりつかれてしまいそうだ。オペラはとても人間的だとわかった。人間のいい面、わるい面、すべてを表現していて、素晴らしいと感じる。

Docomo104驚きました。こんなコンサートもあるのかと!声の表現力はもちろん、演技力もすばらしいですね。

Docomo104佐山夫妻のコンサートは初めてでした。おふたりの掛け合いも、服部さんのピアノ、笹尾さんのサックスもとてもステキでした。

Docomo104名前を初めて知った佐山陽規さん、真知子さん、バリトンサックスの笹尾淳一さん、とても素晴らしかったです。目の前での歌劇、張りのある声にしびれ、うっとり…。4人の息もぴったりでもっと大勢の人に聴いて欲しい。とても楽しく過ごせました。

 

さて、最終日フィナーレコンサートで、3日間の合唱練習の成果を発表しました。曲は、モーツァルト曲『魔法の笛』より「いそいで行こう〜魔法の笛」、丸山亜季曲「川の合唱」、沖縄わらべ歌で林光曲の「てぃんさぐぬ花」、宮沢賢治『烏の北斗七星』より林光曲「祈り」、国分一太郎詩・林光曲「最上川」の5曲です。

合唱参加者はゲストのみなさんとの共演でおおいに力をいただき、見事に歌いきり、聴いてくださったお客様にも喜んでいただけました。

 

はな参加者の感想を紹介します。

双葉すばらしい曲ばかりで感動しました。特に感動したのは「祈り」です。「どうか憎むことのできない敵を殺さないでいいように、早くこの世界がなりますように」まかり間違えば、と今の日本の危機を考えます。

双葉「祈り」のうたは泣けてしまった。どの歌の選曲も気持ちを伝えたくなる歌だった。

双葉一見難しそうな曲が多かったが、内田先生のご指導の力でなんとか歌うことができました。「最上川」では音楽(芸術)表現の本源について改めて教えられました。

 

今年も参加してくださったみなさま、ゲストのみなさま、本当にありがとうございました。 また、宿泊ペンションのオーナー、スタッフのみなさま、八ヶ岳自然文化園のスタッフのみなさま、本当にお世話になりました。

来年の夏の合唱講座は2018年8月17日〜19日の3日間です。来年もぜひまた原村で歌いましょう。

 

 


丸山亜季記念「子どもが育つ うた・リズム」

ムジカ春の教育講座、丸山亜季記念「子どもが育つ うた・リズム」を4月29日に開催しました。

前半の「リズム」には約200名、後半の「うた」にはプラス30名程の方が参加し、今年も熱気にあふれた講座となりました。 「リズム」は群馬音楽教育の会のみなさんのピアノとリードですすめられ、会場いっぱいに溌剌と動き、初めて教えていただいたモンゴルの踊りやあそびに夢中になり、みんなでからだいっぱい楽しみながら学びました。

「うた」は東京音楽教育の会のみなさんの協力をいただき、丸山亜季先生の作ったうたをたくさん歌いました。途中、うたにまつわるお話もしていただいたので、うたのイメージが広がり、みなさん歌う楽しさが増したようでした。

 

リズム「かめ」

 

リードの先生の見事な「てんぐ」

 

「カエルとび」の飛び方を群馬の保育士さんが実際に見せてくださって

拍手大喝采でした。

 

群馬の保育士さんたちによるモンゴルのハンカチの踊り。

 

モンゴルの踊りのあとに「スーホの白い馬」から4曲を歌いました。

 

後半の「うた」では、ピアノを囲んで、たくさん歌いました。

 

双葉参加者の感想より

Docomo104リズムについて学びはじめたばかりなので、実際に見たり、動いてみることができ、とても勉強になりました。リードしてくださった群馬の先生方の動きに驚き、すごいと感じ、子どもたちにもこんなふうに感じてもらえるようにできたら、と思いました。

Docomo104保育園でリズムあそびを行っていますが、テンポやリズムが違うのがあったので、とても勉強になりました。幼児クラスでリズムに力を入れていきたいと思っているので、今日教えてもらったことを活かし、保育の中で伝えていきたいと思います。

Docomo104今回で3回目の参加になりますが、モンゴルの知らなかったあそび、羊の毛刈りやハンカチのおどりなどを知る良い機会となりました。また、群馬の保育園の先生方の動きが大きくて、すごい動きをしていて、大天狗やかえるなど驚きました。これからも子どもたちとリズムとうたを楽しんでいきたいと思います。

Docomo104モンゴルのおどりやあそび、毛刈りがとても興味深かったです。リズムでは「なべなべ〜ひらいた」がとても楽しくて、ぜひ園でもおこなってみたいと思いました。

Docomo104初めての参加でしたが、とっても楽しかったです。子どもたちが楽しくリズムあそびをしている姿が目に浮かぶようなものでした。自分もやってみて、本当に楽しく、全身をつかってあそんでいることが体験できてよかったです。うたは知らない歌が多かったのですが、うたの内容を聞けたので、口づさみやすかったです。

 

 

 


ムジカ創立40周年記念の集い

建国記念日の2月11日(土)、ムジカ創立40周年記念の集い「空のめぐりのめあて」を北区の滝野川会館大ホールで開催しました。

会場には120名程の方が列席してくださいました。

 

集いはまず寄せ太鼓からはじまり、オープニングでムジカ所員13名が舞台にあがり林光曲の「二月」と「ケンタウスル祭のうた」をうたいました。

「二月」は故・林光先生が1988年にムジカで開催した音楽講座の会場に来る途中、埼京線のなかで、シュトルムの詩に曲をつけた、というムジカに縁の深い曲。

また、「ケンタウルス祭のうた」は2016年4月に開催されたムジカ創立40周年記念「ムジカ交流のひろばコンサート〜空のめぐりのめあて」の第3ステージ「語りと合唱の銀河鉄道の夜」のなかの一曲。

集いのタイトルを同じ「空のめぐりのめあて」にしたのにちなみ、語りも含めて所員で歌ってみました。ほんのひとことのセリフですが、それぞれの人柄がにじみ出ていて面白かったのでは(笑)、と思います。

ちなみにこのオープニングの構成・演出は「銀河鉄道の夜」の時と同じく飯原道代さんがやってくれました。

 

ムジカ代表理事の小西恵子のあいさつの後、乾杯です。

オペラ講座講師の後藤ちぐさ先生率いるオペラ講座生たちがワイングラスを手にヴェルディの「乾杯の歌」を高らかに歌い上げ、会場全体で「カンパ〜イ!!」

その後、カマラードムジカ代表の中村孝さん、都立第五福竜丸平和協会の安田和也さん、「声とことばの教室」講師の飯原道代さんにお祝いのメッセージをいただき、今年の八ヶ岳・夏の合唱講座のゲストに決まった、ミュージカル俳優の佐山陽規さん、歌い手の佐山真知子さんご夫妻が登場。

なんとモーツァルトのオペラ「魔法の笛」より「パパパ」を歌ってくださいました。とても楽しい歌と演技に会場は大喜び。拍手喝さいでした。みなさん今年の夏の合唱講座にさぞ期待がふくらんだことでしょう。

 

佐山陽規さん、真知子さんご夫妻

 

パーティーなのでお客様が呑んだり、食べたり、歓談している間にもピアノレッスン生と教師の連弾、ピアノレッスン生OBの演奏、声楽レッスン生有志の「魔法の笛」、と続き、昨年4月のコンサート「銀河鉄道の夜」に特別出演してくださったオペラシアターこんにゃく座の花島春枝さんとムジカ声楽講師の中馬美和先生のデュエット。お二人は来る3月3日のひな祭りの日に「花駒コンサート」を控えているので、そのなかから萩京子作曲「こもりうた」を歌ってくださいました。

 

そして、ムジカでおなじみ、エッセイストのパク・キョンナムさん、元夜間中学講師の松崎運之助先生、元ムジカエミール講座講師の清水寛先生にお祝いメッセージをいただき、ムジカ民舞講座生有志総勢18名による民舞「大森みかぐら」が披露されました。天照大神の神話に由来する神楽の一演目で、ニワトリが喜んで跳び跳ねて踊っている様を表した舞なので、酉年の今年にはぴったり。舞台の上と下とで華やかに舞い、ムジカの40年を祝ってくれました。

 

民舞講座生有志18名による「大森みかぐら」

 

“鶏”のあとに登場したのは、機関紙「ムジカ」の連載エッセイでおなじみの塗矢邦夫先生。お得意のアコーディオンで関忠亮曲「森から森へ」を弾いてくださって、会場みんなで元気良く歌いました。

 

ここまできて、閉会の時間が迫ってしまい、ちょっと大急ぎ気味に「みんなで歌いましょう」、とムジカの声楽教師で合唱講座、コーラスサロンの指揮者・内田功先生のリードでもういちど林光曲「二月」とムジカの所歌(愛唱歌?)のように親しまれている丸山亜季曲の「ふるさとのうた」をみんなで歌いました。

 

さいごに所員も並び、会場のみなさんとともに内田功先生の指揮で歌いました。

 

最後に昨年1年間ムジカ創立40周年記念企画の実行委員長を務めてくださった大島早苗さんの“締めのひとこと”で閉会となりました。 本当にムジカゆかりのたくさんの方々が集ってくださり、楽しい集いとなりました。

40年の間の様々なつながり、絆を感じ、多くの方々に支えられてきたことにあらためて感謝の思いを強くした一日でした。みなさま本当にありがとうございました。

 

 


たんぽぽ教室のコマ回し大会

新しい年を迎えました。今年もよろしくお願いいたします。

 

14日(土)は今年最初の子どものうたとリズムの「たんぽぽ教室」でした。

新年ということで、機関紙「ムジカ」の連載エッセイでおなじみ、「コマおじさん」ことぬりやくにお先生をお招きしての「コマ回し大会」をおこないました。

 

会場には現役のたんぽぼ生だけでなく、元たんぽぼの親子やお友達など沢山集まってくれました。

最初にぬりや先生は得意のアコーディオンを弾いてくださって、いつものピアノとは違う音色に子ども達は興味深々。

次に先生が袋を取り出すと、なかにはぎっしりといろんなコマが詰め込まれていました。世界中のコマを集めて千個も持っているそうです。

床の上にそのコマを広げると子ども達は早速いろんなコマを手にとって次々に回してみます。

 

たくさんのコマに夢中で群がる子どもたち。まんなかに立っているのがぬりや先生。

 

先生は回すと音の鳴る「鳴り独楽」、回ったとたん中からちいさい独楽がとびだしてくる「飛び出し独楽」、木の芽のような極小独楽、ムチでたたきながら回す「ムチ独楽」、とめずらしい独楽を次から次へと出してきて、そのたびに子ども達もお父さん達もお母さん達も目をキラキラさせてぬりや先生を取り囲み、めずらしいコマ回しに挑戦しました。

 

巨大独楽をぬりや先生と息子さんふたりがかりで回します。

 

最後に出て来たのはぬりや先生ご自慢の大独楽。なんと直径80センチ、これは世界一では!と思いましたが、あとで調べたら福岡県飯塚市の「日本の独楽資料館」にはもっと大きな巨大独楽があるそうです(笑)。

とはいえ、この大独楽を回すのには力と技術が必要で、ぬりや先生と息子さんが二人がかりで回すとゴォーっとまわり始めました。

先生がカウントを始めて47まで数えたところで止まりました。いままでの最高記録は自由の森学園の高校生が2分間位回したそうですが、今回もなかなかいい記録のようです。

 

みんなで回せるかなあ?

 

次はお父さん達が大独楽に挑戦してみますが、10回以上回すのもたいへんでした。

子どもたちもみんなで回そうとしましたがあまりに大きいのでさすがに上手く回りません。

でも見たこともない巨大独楽にみな大はしゃぎでした。

 

楽しいコマ回しの時間はあっという間にすぎ、最後はリズムの「こま」。自分がコマになってクルクル回って、目も回って床にどって〜ん。

ほんとうに楽しい楽しいコマ回し大会でした。

ぬりや先生、そしてお手伝いしてくださった息子さん、ありがとうございました。

 

 


アーサー・ビナード新刊絵本出版記念講演会

いよいよ今年も残り僅かになりました。ムジカの仕事もあと2日、28日(水)までです。

今日は4年弱ほどムジカの仕事を手伝ってくださったアルバイトのHさんが今月いっぱいで辞めるので、企画事業部でささやかな昼食会をもちました。仕事がとても手早いうえ、ムジカのなかをいつもきれいにしてくださっていたので、本当に助かっていました。寂しくなりますが、新しい活動に意欲を燃やしていらっしゃるので、応援してあげたいと思っています。

 

Docomo123さて、来年3月4日(土)にはムジカでおなじみの詩人・アーサー・ビナードさんの新作絵本『ドームがたり』(玉川大学出版部刊)の出版記念として「アーサー・ビナード講演会」を開催いたします。

「どうも、はじめまして、ぼくの名前は「ドーム」。あいにきてくれて、ありがとう」と広島の原爆ドームが語りはじめる、という絵本。

この絵を担当された絵本画家スズキコージさんをゲストにお迎えして、「ドームとは何なのか、何を語りかけているのか」・・・お二人がこの絵本に込めた想い、そして世界に向けて発信する平和への思いを語り合っていただきます。

会場はJR御茶ノ水駅から8分程の全労連会館2階大ホール。席数は200名程ですので、どうぞお早めにムジカまでお申込ください。

 

新作絵本「ドームがたり」(2017年3月刊行予定)

アーサー・ビナード作、スズキコージ絵、玉川大学出版部刊

 

四葉のクローバームジカは12/29(木)〜来年1/5(木)まで休業となります。ムジカオリジナルCDの注文や講演会の申込みなど、休業中にムジカホームページの申込フォームからお申込をされる場合は来年1/6(金)以降の発送となりますので、なにとぞご了承ください。

 

Docomo123今年はムジカ創立40周年を記念して、4月「交流のひろばコンサート 〜空のめぐりのめあて」と12月「インジフ・パズデラ&志村泉デュオコンサート」と、ふたつのコンサートを開催しました。どちらも多くのみなさまのご支援とご協力をいただき、感動と喜びを分かちあう素晴らしいコンサートとなりました。ご来場くださったみなさま、参加してくださったみなさま本当にありがとうございました。

  どうぞまた来年からもムジカをよろしくお願いいたします。

 

 


ムジカ創立40周年記念コンサート

                                                    (撮影:姫田蘭)

 

ムジカ創立40周年記念コンサート「インジフ・パズデラ&志村泉デュオコンサート」が昨日(12月18日)開催されました。

年末のコンサートにもかかわらず、会場の渋谷区大和田文化総合センターさくらホールには、ほぼ満員のお客様がいらしてくださいました。

ムジカの40周年ということで、たくさんのチケットを預かって広めてくださった方がいらしたり、また「ぜひ満席にしましょう」と実行委員会が立ち上がり、たいへんな努力でチケットを広めてくださったおかげです。あらためて感謝申し上げます。

 

20年前にムジカの「チェコの旅」で出会い、数々のコンサートを重ねてきた志村泉さんとインジフ・パズデラさん。今回はその集大成とも言える最高の演奏となりました。

アンコールのフィビヒ曲「ポエム」が終わっても拍手は鳴りやまず、ふたたび登場し、林光曲・寺島陸也編曲の「うた」をもう一度演奏してくださって会場はさらに熱気に包まれました。

「素晴らしい演奏でした」とみなさんが口々に言って会場をあとにしてくださり本当に嬉しいことでした。ご来場くださったすべてのお客様、本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。

すこしですが、寄せていただいた感想から紹介いたします。

 

会場アンケートより

Docomo104バイオリンとピアノが共鳴し合って不思議な世界を作りだしていました。今年いちばん心深い演奏会になりました。林光さんの編曲は良いですね。至福の時間でした。

Docomo104力強くて美しい時間をいただきました。音色が豊かでお二人の息がピッタリでとってもすてきでした。林光さんの曲が特によかったです。

Docomo104すべてが素晴らしい熱のこもった演奏でした。林さんのソング、寺嶋さんの師ならばこう創るのではないかという強い想いと、そして寺嶋さんならではの多彩な音楽を聞かせていただきました。この3曲が不安な今の時代の民衆のねがい、志、希望を描いてくれました。

Docomo104パズデラさんも志村さんも精緻な音楽で素晴らしかった。林光先生のソング、編曲も演奏も大成功。歌で聴く魅力とはまた違った美しい作品になり、林先生も天国で喜んでいらっしゃる気がします。

Docomo104時代も国も違う曲を続けて聴くことができ、あっという間に時が過ぎました。幅広いレパートリー、優れた音楽性、音色の豊かさなどこの上ないお二人の協奏、お見事でした。

Docomo104本日は(も)最高でした。すべての演奏がお二人の優しさと情熱がほとばしるもので、存分に堪能しました。

 

 


大森みかぐら現地講習会

ムジカ民舞講座の特別企画「大森みかぐら現地講習会」を11月26日・27日の二日間、岩手県奥州市衣川の元・大森分校(現・ふるさと自然塾)で開催しました。

参加したのはおもに首都圏で「みかぐら」を学び続けているみなさんと、民舞講座講師の青木峰子先生。

今回13回目となる講習会、26日の午後1時すぎに分校に到着した私たちを迎えてくれたのは、大森神楽保存会のみなさん。講堂に集って1年ぶりのご挨拶をしてから「みかぐら」と「荒くずし舞」の講習に入りました。会長の佐藤吉訓さんはじめ、勝行さん、寿恵さん、そして保存会の中・小学生の子どもたちもしっかり教えてくれました。

 

練習風景です

 

宿泊は現地講習会で毎回お世話になっている国民宿舎「サンホテル衣川荘」です。参加者の夕食交流会の前に元大森分校教師の菅原恭正(スガワラヤスマサ)先生が訪問してくださってお話をし、全員に先生のブログ集(第25集)『主権者として「今」を生きる』と京都教育大学教授・藤岡秀樹先生の書いた論文「へき地・小規模校における教科外活動と教科学習◆廖愎原恭正氏の実践から見いだせるもの』の冊子を配ってくださいました。あこがれのヤスマサ先生にお会いして、先生の実践がよく分かる貴重な資料をいただき、みな大感激でした。

 

衣川荘のお座敷でお話ししてくださるヤスマサ先生

 

2日目の午前中は大森神楽保存会による神楽鑑賞会です。子どもたちの可愛い「岩戸入り」を楽しみ、大人の演目は「宝蔵破り」です。いままでに「ころもがわ神楽まつり」などでも何度か見ている「宝蔵破り」ですが、今回は吉訓さんの牛若丸(奥の殿)と、寿恵さんの皆鶴姫の迫真の演技にみな心打たれました。また牛若丸と健太郎さんの鬼一法眼の対決はすごい迫力でワクワクさせられましたし、牛若丸が探し出した巻物を見事にバラリと広げたときには拍手喝采でした。

 

 

巻物を見事に奪い返した牛若丸(吉訓さん)

 

今秋、ムジカで24年間続けてきた青木先生の民舞講座を終了することになりました。それに伴いムジカ民舞講座が主催する大森でのみかぐら講習会も、これが最後となりました。が、主催は変わりますが、来年以降も引き続き大森に学びに行きます。「ここ大森でしか学べないことがある」という青木先生の言葉のとおり、大森は私たちが“みかぐらの心”を感じ、学ぶ“ふるさと”なのですから。

 


デュオコンサートを満席に!

star2013年のデュオコンサートのインジフ・パズデラさんと志村泉さん

 

今年はムジカ創立40周年の年、いよいよ12月18日(日)の記念コンサート「インジフ・パズデラ&志村泉デュオコンサート」も1ヵ月後に迫ってまいりました。

 

日頃ムジカに集い、ムジカで学び、ムジカを支えてくださるみなさんと記念すべき年の最後に素敵な音楽を聴いて、ともに40年を祝おう、それにはこの二人の演奏家しかいない。という思いで、チェコからヴァイオリンのパズデラさんを3年ぶりにお迎えし、志村泉さんとの約20年来のデュオコンサートをお届けいたします。

 

この記念すべきコンサートを成功させるために実行委員会も立ち上がり、毎月「満席にする会ニュース」を発行して多くのみなさんにこのコンサートの魅力を呼びかけています。

 

また、11月5日には、音楽評論家の小村公次さんによる特別講座「チェコ音楽の魅力と志村泉さん」がムジカミニホールで開催されました。

志村さんの東京芸大でのこんにゃく体操との出会いから、林光さんの作品を多く取り上げたオペラシアターこんにゃく座と出会い、座付きピアニストとして全国を回った経験など、芸大出身の中では異色の経験をしながら、ピアニストとして大きく育ってきた志村さんのこと。

またドイツ音楽が最高という考え方が音楽界にある中で、パズデラさんとの出会いからチェコ音楽に強く惹かれて演奏されてきたことや演奏家としての志村さんの魅力を話され「音楽を通して真実を表現するのがチェコ音楽のスタイル」というお話が強く印象に残りました。決して暴力を振るわずに「プラハの春」で独立を勝ち取ったチェコの魅力、パズデラさんの音楽にも、志村さんにも共通する二人の魅力が広がりました。

 

四葉のクローバーさて、渋谷区のさくらホール満席(約680席)までもうひと息!

 

注目の曲は、40周年を記念して作曲家・寺嶋陸也さんに編曲をお願いした、林光の3つのソング「うた」「ねがい」「明日ともなれば」がパズデラさんと志村さんのデュオでどんな演奏になるのか・・・、林光ファンは聞き逃すことのできないコンサートになること間違いなしです。

 

全席指定ですので、満席になる前に、ぜひぜひチケットを確保してください。

お申込はムジカ03−3356−5713、または、ムジカホームページのチケット申込フォームからお申込ください。

 

【お知らせ】

11/19(土)と11/29(火)に予定していました、おつきゆきえさんの「絵本の会」と「宮沢賢治朗読会」は、講師・おつきゆきえさんのご都合により、中止となりました。楽しみにされていた皆さまにはたいへん申し訳ございませんが、どうぞよろしくご了解ください。


八ヶ岳・夏の合唱講座報告

フィナーレコンサート「島唄」

フィナーレコンサート「島唄」

 

ゲストのファブリス・モレティさんと服部真理子さん

 

ゲストとの合わせ練習風景

 

 

第40回八ヶ岳・夏の合唱講座が長野県諏訪郡原村の八ヶ岳自然文化園で開催されました。今年はムジカ創立40周年で、夏の合唱講座(夏講)も40回目。ちなみに第1回目はあかね平(北茨城)で、指揮の内田功先生はまだ30代の若さだったそうです。それから回を重ねて40年。今回は夏講史上初めて、ゲストコンサートに海外から一流の演奏家をお招きしました。

 

フランスから、世界的に活躍しているクラシック・サクソフォン奏者のファブリス・モレティさんです。そしてモレティさんの招聘を可能にしてくださったのは、近年、モレティさんと日本やフランスなどでコンサートをしているピアニストの服部真理子さん。

 

モレティさんはチラシの写真だけ見ていたら結構ご年配の方かな・・・と思っていたら、実物は小柄でユーモアのあるとてもチャーミングな方でした(おなかがクマのプーさんみたい)。

もちろん演奏もすばらしい(!)初めて聴く「クラシック・サクソフォン」の音は、柔らかで、彩り豊かなとても心地良い音。そのモレティさんの音に寄り添い、重なり、膨らんでいく服部真理子さんのピアノの妙。なんてステキな音楽なのでしょう。二人の紡ぎだす音にみなうっとり聴き惚れていました。

 

さて、今年の合唱曲は、「夏は来ぬ」、林光曲「銀河鉄道のうた」、「明日ともなれば」、クレマン曲「さくらんぼの咲くころ」、宮沢和史曲「島唄」の5曲でした。

いつも3日間の練習でアップアップしている指揮の内田先生が、今回は割に「余裕だなぁ〜」と喜んでいた矢先・・・モレティさんから2日目の午後には一緒に合わせ練習をしたい・・・とお申し出があり、(いつもは3日目の午前中にやっているので)そこから大慌て、モレティさんがいらっしゃるまでに全曲さらっておかなければならなくなりました(汗)。

でも、実際にモレティさんのサックスの音が入ると、みんなの気持ちもおおいに高まり、早めに合わせ練習をするのも、良いものだなぁ、なんて思ってしまいました。

 

そして最後の日の「フィナーレコンサート」には50名以上のお客様が聴きに来てくださって、サクソフォンと合唱の共演。ときにはセリフが入り、朗読が入り、中馬さんの美しいソプラノソロが入り、「島唄」には三線まで入り、これは内田先生の演出の妙。いくつもの要素が交じり合い、ただの合唱ではない、なんとも多彩で楽しく、感動的なフィナーレコンサートになりました。

 

内田先生曰く「夏講には夏講ならではの“トーン”がある」。それは、夏講に集うみなさんが共通の価値観をもち、同じ方向を見ようとすることで、そこに精神的な開放感が生まれ、夏講の場でしかできない心地良くのびやかな音楽が生まれる。・・・というように、夏の合唱講座メンバーにしかできない唯一無二の音楽を全員で満喫した、そんな第40回目の夏講でした。

 

参加してくださったみなさま。ゲストのモレティさん、服部真理子さん、本当にありがとうございました。宿泊ペンションのオーナー、スタッフのみなさま、八ヶ岳自然文化園のスタッフのみなさま、今年もお世話になりました。

 

来年の八ヶ岳・夏の合唱講座は2017年8月18日(金)〜20日(日)です。ぜひまた来年も原村でお会いしましょう!!

 

 


松元ヒロ ライブ&トーク 報告

今回も仲良しトークの松元ヒロさんとパク・キョンナムさん

会場をとりこにしたヒロさんの熱演

6月14日(火)なかのゼロ・小ホールで松元ヒロ ライブ&トーク「こんな時代を笑いでふっとばそう Part2」を開催しました。トークゲストはもちろん、ムジカでおなじみのエッセイスト・朴慶南(パク・キョンナム)さんです。

ステージにはまずキョンナムさんが登場してトークです。手に出版されたばかりの新著『あなたが希望です』(新日本出版社)を持って(本の宣伝?)、会場にいるひとりひとりが希望です!と呼びかけました。

そして松元ヒロさん登場。ふたりのトークは渦中の人・M都知事(14日当時)の話題で盛り上がりました(今回はちょっとトーク短めだったかな?)

キョンナムさんとの楽しいトークが終わり、いよいよヒロさんのライブです。世相を笑いとばす天才、ヒロさんの「よくまァ」と感心するくらいにクルクル廻るからだとお口の話芸で世相を(おもに安倍を)バッサバッサと斬りまくり、会場は爆笑につぐ爆笑で、もう笑いっぱなし。

今年2月に沖縄に行き、辺野古や基地をまわったそうで、深刻なはずの基地問題をウチナンチュー(沖縄人)の明るさそのままにダジャレいっぱいで笑いとばし、でも私たちみんなで考えなければいけない問題なのだと突きつけてくる。

そして袴田事件のドキュメンタリー映画を再現したマイムでは、ひとりの人間の人生が台無しにされた冤罪そして死刑の問題を熱く語り、最後の場面は45年以上独居房にとじこめられていた袴田さんがやっとひとりで歩き出す場面を月明かりの下で印象的に演じ、感動の拍手喝さいとなりました。

アンコールは「今日のニュースと天気予報」、これ無しにヒロさんのライブは成り立ちません(笑)。最後にお腹がよじれるくらい笑って「ああ、面白かった!」とみなさん会場をあとにするのでした。

松元ヒロさん、キョンナムさん、そして会場に来てくださったみなさん、どうもありがとうございました。来年、「Part3」でまたお会いしましょう。


丸山亜季記念 子どもが育つ「うた・リズム」



リズム「とんぼ」


リズム「てんぐとび」


「オキクルミと悪魔」のお話をきく



体育館いっぱいに歌声がひびきます

4月29日(祝・金)にムジカ教育講座の−丸山亜季記念−子どもが育つ「うた・リズム」が開催されました。リズムは丸山先生の地元群馬で長年丸山先生から学んできた、群馬音楽教育の会の先生達のリードで学び、うたは東京音楽教育の会の先生達のリードでたくさん歌いました。初めて参加される方も多かったのですが、リードしてくださった先生方の見事な動きを見てみなさんも弾けるように動き、歌い、楽しんでいただけたようです。すこしでも明日からの実践に活かしていただけたら、嬉しく思います。

参加者のみなさんから感想をたくさん寄せていただきました。丸山亜季先生が亡くなり、群馬と東京の音楽教育の会のみなさんの協力をいただいて開催する2回目の講座でしたが、みなさんのご意見やご要望も参考にさせていただきながら、丸山先生の音楽教育への情熱と想いを未来へつなげていく講座を続けて行きたいと思います。参加してくださったみなさま、リードをしてくださった先生方、本当にありがとうございました。
 
双葉参加者の感想より
とても楽しかったし、たいへん勉強になりました。力強いみなさんの動きを目の前で見ることで、自分もできるようになりたいと思い、本物のリズムの動きとはこういうものかと園の子ども達にも見せたいと思いました。たくさんの方々が集まり、声を合わせてうたをうたい、楽しかった。うた一つ一つ、表現の仕方がわかり、勉強になりました。自然、人々の生活、物語がうた、メロディーになってイメージがひろがっていきました。これからも新しい気持ちをもって、子どもたちとうた・リズムを続けていきたいと思います。
3度目の参加となりますが、毎回リズムも歌も一緒に行うことで、新しいものを知ることができて勉強になったり、もっと動けるようになったらと思ったり、いろいろと参考にさせていただいています。回数を重ねるごとに知っている歌も増えてきて、歌を歌うことは気持ちいいな、と感じられるようになってきました。
想像していた以上にからだを激しく使うリズムが多く、とっても疲れましたが、その中で自分も周りの人たちも笑顔になり、心から楽しいと感じて自然に表情が生れていることに気づいた。どういった部分(動き)を大切にからだを動かすと良いか等、近くにいた先生に聞くことができ、意識を持つだけで動きがずいぶん変わることを感じた。見本となる先生を近くに見ながら、すぐに実践できることは、とても良かった。
リズムも歌も楽しかったです。ドキドキの初参加でしたが、楽しくアットホームな雰囲気でのびのびと動けて良かったです。知らない歌が多かったのですが、歌詞がすてきなものが多く、楽しく歌えました。
自園でもリズムを取り入れていましたが、初めて生で正しいものを見られて勉強になりました。ひとつひとつのリズムのポイントを教えてもらえると良いな、と思います。
リズムは上手下手ではなく、自分の持つ力を精いっぱいに出しきってやることで、輝くものだと感じました。大人だって、生のピアノに合わせ、力いっぱい体を動かすのが楽しいのだから、子どもならどれだけの喜びなんだろうな、と感じました。初参加でしたが、楽しかったです。
歌の楽しさをとても感じた1日でした。うたうってこんなに気持ちいいんですね。クラスの子ども達の顔がたくさん浮かんできました。声が出ない子も、きっとこんな歌を聞いていたら歌いだすのではないか、とか。これからたくさん子どもたちと一緒にうたっていきたいです。そして歌を教えてもらいたいと思いました。


 

ムジカ創立40周年記念「交流のひろばコンサート」


四葉のクローバームジカ創立40周年記念「第14回交流のひろばコンサート 〜空のめぐりのめあて」が4月9日(土)なかのゼロ・小ホールで開催されました。


開演5分前に、ムジカ篠笛講座グループ「ひびき」メンバーと、篠笛講座講師の人見勇三先生の「邦楽アンサンブル花しょうぶ」のみなさんによる「寄せ太鼓」の演奏が始まり、いよいよコンサートの幕開けです。
 
四葉のクローバー第1ステージは「交流のひろばコンサート」。日ごろムジカに集い、ピアノや声楽、合唱、オペラやロシア民謡などを学んでいるみなさんの楽しい交流のステージです。今回は16団体が出演してくれました。一部を紹介します。


オープニングのうたはたんぽぽ教室の子どもたち
 
 
ムジカ女声合唱講座コーラス・サロン
 
 
オペラ講座の熱演「カルメン」
 
 
子どものピアノレッスン生のかわいい演奏
 
 
男性のピアノレッスン生は連弾で出演
 

 声楽レッスン生のみなさんで賑やかに「銀座カンカン娘」
 


「交流のひろば」に初めて参加してくださった大和市のつきみ野混声合唱団
 
 
 横浜市で活動している女声合唱団コール茉莉花のみなさん
 
 
 
四葉のクローバー第2ステージは「カフェ・ムジカ」。スライドでムジカの仕事を紹介した後、「声とことばの教室」講師の飯原道代さん、ムジカ創立からのスタッフ・渡辺、そして古くからムジカの様々な講座・教室・旅などに参加してくださっている大里さんの3人のトークでムジカを語っていただきました。

 
 
 
四葉のクローバー第3ステージは「語りと合唱の銀河鉄道の夜」。
このステージを創るために集った「銀河合唱団」を指揮するのはムジカの内田功先生。ピアノは湯田亜希さん、15名の語りメンバー「語り鳥」を指導してくださったのは飯原道代先生。飯原先生も合唱団のメンバーとして歌っています笑


ステージには総勢68名が出演し、客席でも内田先生指揮合唱団のみなさんが一緒に歌ってくれました。
 
 
ステージ最前列に「語り」のみなさんが座り、「銀河鉄道の夜」の世界を語っていきます。
 
 
 「プリオシンの海辺」のソロを歌うオペラシアターこんにゃく座の花島春枝さん。
 
 
 「銀河の底でうたわれた愛の歌」はムジカ声楽講師の中馬美和と花島さんのデュエットで。
 
 
 
四葉のクローバー最後は会場全体で「ふるさとのうた」(丸山亜季曲)を歌って、終演となりました。開演2時半〜6時までと長いコンサートでしたが、最後まで聞いてくださったみなさま、本当にありがとうございました。
 
会場アンケートから抜粋して紹介いたします。
合唱が素晴らしかったです。会場を立体的に使った構成も良く、左後方から響く男声がとても心地良かったです。「銀座カンカン娘」楽しかったです。お客様の手拍子がバッチリ決まっていました!
想像以上に感動するものでした。特に「銀河鉄道の夜」は小学生の時に読んで以来でした。合唱と朗読のコラボレーション、とても良かったです。最後は涙が出そうな気分でした。
賢治の「銀河鉄道の夜」は朗読と合唱のコラボで新しい表現になっていた。林光さんの作曲は、賢治の言葉の世界を深めるものになっていて感動した。
第1ステージでは、みなさんが楽しく学んでいる姿が見えました。合唱団のすばらしい歌声を聞かせていただきました。「寄せ太鼓」の男の子、たんぽぽ教室のこどもたちがかわいかったです。
多様な内容が適度な変化を持ってまとめられた素晴らしい構成だったと思います。いつもながらムジカならではのさりげないサポートで、ひとりひとりの素晴らしさが発揮されているなぁ、と思いながら勉強にもなりました。本当にだれもが楽しめる音楽ですね。今日は退職された保育士さんをお誘いして二人で来て楽しみました。(青森県から来てくださいました)
ひろばコンサート素晴らしかったです。コーラス、ピアノ、篠笛、と盛りだくさんで、ムジカの活動の巾の広さが分かる構成でした。私は演奏、演技に感動したことは勿論ですが、ムジカ歴37年生としては、出演された方々が夏講や旅などでご一緒した方が多く、みんなの若き日を思い浮かべ楽しみました。



 

銀河合唱団練習

 
銀河合唱団練習風景

はや3月になってしまいました。日差しは強くなってきましたが、風はまだまだ冷たいです。
昨日(29日)はムジカ創立40周年記念・交流のひろばコンサート「空のめぐりのめあて」第3ステージ『語りと合唱の銀河鉄道の夜』の4回目の合唱練習が代々木でありました。

広渡常敏・詩、林光・曲の9曲プラス宮沢賢治・詩曲「星めぐりの歌」の全10曲とアンコール1曲を合わせて11曲をたった5回の練習でこなしてしまおう、というやや無謀とも思える企画。
でもでも、さすが内田先生。そしてこの“みんなで創るステージ”のために集ってくれた「銀河合唱団」のみなさん。すごい集中力で内田先生の創る賢治の世界を歌で表現していきます。決して平均年齢は若くないのに、みんなの声が若〜い♪



オペラシアターこんにゃく座の花島春枝さん(左)


中馬先生(左)と花島さん(右)のデュエット

また、昨日の練習には「プリオシン海岸」のソロと「銀河の底でうたわれた愛の歌」のデュエットで出演してくださる、オペラシアターこんにゃく座の花島春枝さんも参加してくださって一緒に歌ってくださったのでみんなもノリノリでした。
内田先生が「花島さんの声がプリオシン海岸の白い化石で、合唱の声はその化石を包んでいる光になるように」というむずかし〜い指示にも一生懸命応えようとするけなげな女声陣笑

ムジカ声楽講師・中馬美和先生とのデュエット「銀河の底で・・・」も初めて聴かせていただき、なかなか良い感じの「銀河鉄道の夜」が出来つつあります。2時間半の練習時間はあっという間に過ぎ、いよいよ残る合唱練習はあと1回。でも、早く「語り」と合わせる合同練習を聞いてみたいな〜、とワクワクしてきました。

 

ムジカ40周年「代表あいさつ」

 
なかなかブログの更新ができないまま年が明け 2月ももう半ばとなりました。

「あれ?」と思う方がいるかもしれません。実は先週更新した、6日開催の「池田香代子講演会」のブログは、替わりに企画事業部のA子さんに書いてもらったのです(笑)。

 
順序が逆になりましたが、今年はムジカ創立40周年の年です。40周年の記念企画もいろいろ用意していますので、その紹介もどんどんして行きたいと思いますが、その前に、まずは月刊で発行している機関紙「ムジカ」の1月号に掲載した「代表あいさつ」を紹介させていただきます。

★    ★    ★ 
 

  年が明けて2016年になりました。ムジカができて40年たったことになります。

 1976年、東京・千駄ヶ谷の小さなビルの一室からムジカの歩みは始まりました。当初はピアノと声楽のレッスンをする事務所として出発。その後、合唱や教育講座などの企画が増えてゆきました。いま事務所は創立当時より少し広くなりましたが、初めて来られた方は、ほとんどの方がその小ささにビックリされます。

  そんな小さなムジカが、今年40周年を迎えられるのは、ここに集ってくださったたくさんの、1人ひとりの方々の支えがあったからにほかなりません。また、普段は直接お会いできませんが、この機関紙を読んでいただいている全国の皆さまにも、この場を借りて感謝いたします。本当にありがとうございます。

  40周年記念企画のうちのひとつ、4月9日(土)に行われる「交流のひろばコンサート 〜空のめぐりのめあて」の準備も加速度を増しています。40年続けられた感謝の気持ちをお伝えすると同時に「ムジカの明日」に向って新たな一歩を踏み出した、という思いをみんなで共有できる会にしたいと考えています。どうぞお楽しみに!

  ところで、40年たったということは、一方で様々な現実的問題が目の前にしっかり横たわっているのも事実です。いわゆる後継者問題や財政問題など、あげればキリがありません。

  しかし、それはムジカだけが抱えている問題ではありませんし、人が生きてゆく限り、困難も人生の一部。一つ一つの仕事を誠実に行ってゆくことで、人々に信頼され、明日につながる、という思いで少しづつではありますが、乗り越えてゆきたいと思います。

  人として生まれたからには「こころの自由」が守られる社会を望むのは、ごく自然なことであるはずです。ムジカの考え方もそれと重なります。いわゆる「理念」といっていいと思いますが、私達は常にそこに立ちかえり、音楽や文化を学ぶ仕事を続けることで「明日」を切り拓いていきたいと思います。どうぞ本年もよろしくお願い致します

小西恵子(ムジカ代表理事、ピアノ教師)

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この「代表あいさつ」のなかにもありますが、いまムジカは4月9日(土)なかのゼロ・小ホールの「交流のひろばコンサート 〜空のめぐりのめあて」に向って邁進しています。コンサートタイトルの「空のめぐりのめあて」というのは、宮沢賢治が作詩作曲した、かの有名な曲「星めぐりの歌」の歌詞から拝借したものです。どこまでも広い空、はてしない宇宙のなかで、どんなに季節がめぐり、時が経っても、ちいさな希望の灯をともし、“ほんとうのしあわせ”を求め続けたい、そんな想いを伝えたい、とねがってコンサートタイトルにしました。


そして、日ごろムジカに集い、ムジカの40年を支えてくださったみなさんとともに創るコンサートにしたい、という思いをムジカ「声とことばの教室」講師の飯原道代先生に託して、「語りと合唱の銀河鉄道の夜」(宮沢賢治 原作、広渡常敏 詩、林光 曲)(構成・演出・台本:飯原道代)という作品に取り組むことになりました。

語りと合唱の出演者は昨年9月から公募をし、語りには14名、合唱には60名もの方々が集ってくださいました。

語りの指導はもちろん飯原先生。合唱指揮はムジカの内田功先生、ピアノはオペラシアターこんにゃく座のピアニスト、湯田亜希さん。それぞれの練習も佳境に入り、本番に向けて熱のこもった練習が続けられています。コンサートの詳細や練習の様子などは、これからどんどん紹介していきます。(ブログ管理人失格と言われないように


池田香代子講演会

 


池田香代子さん



熱心にお話を聴くみなさん


2
6日(土)の午後、ハイライフプラザいたばしに於いて、ドイツ文学翻訳家の池田香代子さんの講演会「グリムと憲法」が開催されました。100人をこえるお客様が来てくださいました。2時間では足りないほどの、たくさんのお話をユーモアとともにお話しいただきました。

 

 [会場アンケートより]

グリム童話が近代日本の中で、浸透しているということが興味深かった。しかも、教訓化したものは広がらず、おもしろいものは広まっているということ。坪内逍遥の「おしん物語」はシンデレラがおしんになっている話など、イメージが豊かに広がった。人々はたくさんの語れる話を持っている、そこに耳を澄まし、記録していったグリム兄弟の残した仕事は、偉大だと思う。

 

前から池田さんのお話を聞いてみたいと思っていたところに友人からこの会に誘われました。資本主義の近代国民国家を見直す時期が、今きているのですね。グリムを学んで発展させる、のりこえる?ことが必要なのか・・・な。もっともっと聞きたいですね。そして話したいですね。

 

池田香代子先生の講演を楽しみにしていましたので、最後までグリム兄弟の歴史や憲法のお話をわかりやすく深い内容で、ユーモアもあり楽しく至福の時でした。グリムの生きた時代背景を通し、大学を追放された事件など、興味深く拝聴しました。王国から近代になっていく中で、グリムが自由を掲げながら「フランクフルト憲法」を制定したお話に、戦ってきたドイツの歴史も知ることが出来、ワクワクしながらの内容で、もう少し詳しく、お聞きしたいほどの内容でした。できれば数回の講座でもよかったと思います。今、憲法の危機を感じていますので、先生のお話から、日本の素晴らしい憲法を守っていかなくてはと強く思い、平和のバトンを次世代に渡すようにと思いました。

 

たいへん興味深く、時間の経つのも忘れた。グリム童話がどのような経過で出来上がったのか、また、どのような意図で書き直されていったのか。この童話集が作られていく過程とドイツとしてのひとまとまりの国が生まれていく過程の関連など、今まで思いもつかなかった事柄が、こんな関係があったのかと驚いた。単なる子どもの話と思っていたことが、国の形、成り立ちなど、又憲法の基本にも大きく関わっていたなんて、今まで私はなんにも知らなかった。楽しい2時間半でした。




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