第36回 夏の合唱講座

 ムジカ音楽・教育・文化研究所

 36 八ヶ岳・夏の合唱講座 
2012年8月17日(金)〜19日(日)
毎年恒例、ムジカ・夏の合唱講座第36回が今年も2泊3日で開催されました!

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セミナーハウスにての合唱講座全体。すごい人数。

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natu2012-232.JPG今年も指導をする内田功先生。今回で全回参加の36回目!

会場は今回で18回目の開催場所・八ヶ岳自然文化園。参加者、ゲストとスタッフを合わせると160名以上という大所帯。
この八ヶ岳自然文化園は長野県諏訪郡原村、八ヶ岳のふもと1300メートルの標高にあり、気候もさわやか。
白樺の茂る広い敷地には、大きなセミナー・ハウスがあり、その中にはや地元特産品の販売コーナーや体験コーナー、プラネタリウム。そして我々が練習に使う大研修室がある。研修室の窓からは雄大な八ヶ岳や北アルプスも眺めることができる。


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真剣に楽譜に取り組む女性参加者。

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こちらは男性陣。

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曲に関しての資料を読む講座生の方々。

さて、私たち「ムジカ音楽・教育・文化研究所」(略して「ムジカ」)がどういうところなのかをご存じない方、また初めてこのブログをお読みになった方は、いったいどういう団体なんだろうと思われるだろう。
「ムジカ音楽・教育・文化研究所」が何をやるところなのかは、同名で検索していただければホームページ(http://www.musica-inc.jp/)があるのでぜひごらんいただくとして、この「夏の合唱講座」について少し説明しよう。


「夏の合唱講座」とは、一言で言うと「誰でも参加できる2泊3日の短期集中型合唱合宿(お楽しみ付き)」
新宿から観光バスで八ヶ岳のふもとの原村にあるペンションに分宿して、近くにある八ヶ岳自然文化園にある大研修室で合唱の練習をする。
毎回5曲程のバランス良くセレクトされた合唱曲をこの「3日間の中」で1回2時間〜3時間の練習を5回ほど行い、最終日に「フィナーレコンサート」と称して練習した曲を発表するといったものだ(30分くらい。お客様は地元の方々)。

                            
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合唱の前に体をほぐして発声練習。講師は中馬美和先生

通常「合唱」の「合宿」というのは、継続して続けている合唱団のメンバーが発表会前とか、あるいは気分を変えるとかで、どこかに泊まりがけで合宿するというイメージでしょう。
しかしこの「ムジカ夏の合唱講座」はその名のとおり「合唱団合宿」ではなく「合唱講座合宿」なのである。
参加者は毎年2泊3日の“この合宿”だけに集まり、“初日に渡された合唱曲”を“まっさらなところ”から練習し、前述のとおり最終日にミニ発表会をやって解散。また来年ね〜、という、とてもユニークなものだ。


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練習の合間の楽しいお茶の時間。 

合唱をしたい→合唱団入団→定期練習・合宿練習→発表公演……。
通常はこんな流れになるだろう。だが、これがなかなかハードルが高い方々もいらっしゃる。
「合唱に興味あるけれど、合唱団に入って定期的に練習するところまでは……」という方、また、たまには違う傾向の作品を歌ってみたい、あるいは新しい友人をみつけたい、ついでにせっかく八ヶ岳のふもとに来ているのだから自然も楽しみたい……。そんな方々には、この「2泊3日」だけで完結する「夏合唱講座」はぴったりな毎年の行事となっている。年に一度「心の洗濯」「講座で知り合った友人との再会」「新しい歌や人との出会い」として参加される方が多い、とても自由な、「ムジカ」ならではのとっても楽しい合宿なのです。
だいたいのスケジュールは以下のよう。
8月17日(金)
9時15分、新宿よりバス出発。13時30分原村到着。
14時30分:合唱講座開講式
15時〜17時30分:合唱講座(練習)
18時:各ペンションにて夕食
19時30分〜20時45分:合唱講座第
8月18日(土)
8時:朝食
9時〜12時:合唱講座
12時05分〜13時:昼食(お弁当)
13時〜15時:合唱講座
15時〜:自由時間
18時〜:夕食
19時30分〜:ゲストによるコンサート
8月19日(日)
8時:朝食
9時:合唱講座
11時30分:フィナーレコンサート(ゲストと共演するミニコンサート)
12時:閉校式→昼食。
14時:バス、原村出発。東京へ。


こんな風景をみながら練習場に通う。

とあるペンションの風景。いいカンジでしょう。












分宿するペンションは今回10カ所。このペンションがそれぞれにいろんな個性があり、各ペンションのオーナーがうでをふるう手づくりのお食事がとっても美味しく、参加者の絶大な楽しみ。
またこの講座の“売り”の一つは、講座の合間に設定している自由時間(がむしゃらに合唱練習をするだけでなないのです)。2日目の午後の練習は3時で終了。6時の夕食まではお楽しみ時間。八ヶ岳農場散策(搾りたて牛乳のアイスクリーム、チーズ、バター、ソーセージも美味しい)、もみの湯温泉ツアー、美術館などなど各自が好きに行動できる時間をつくっていることだ。
朝には近くでひらかれている朝市も人気絶大。朝食前に行く人が多い。

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宿泊したペンションの一つ「オリーブ」
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各ペンションで宿のオーナーがうでをふるう食事は楽しみの最高峰。写真は豊富なメニューの一例。左は肉料理。右はデザート。

合宿は前述のスケジュールにあるとおり、5回の合唱講座(合唱練習ですね)と2日目の夜に開催される、ゲスト演奏者(プロの演奏者)を招いての、「風と星の音楽会」と銘打つコンサート。そして最終日にこの合唱講座の合唱団とゲスト出演者との共演(合唱講座で練習した曲を一緒に演奏する)による「フィナーレコンサート」をメインプログラムとしている。

今回のゲストは世界的なアコーディオニスト・御喜美江さん! 2日目夜の「ゲストコンサート」では超絶の演奏に参加者と地元のお客様はうっとり。
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御喜美江さんによるアコーディオンコンサート

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曲のあいまの楽しいお話。

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今回のプログラムでは現代音楽も演奏。ジョン・ゾーン「ロード・ランナー」という不思議な曲の不思議な楽譜。

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その楽譜を不思議そうに眺める講座生の方々。

コンサートのプログラムのいくつかをご紹介すると……
スカルラッティ……ソナタ ハ長調 K.159、ソナタ ニ長調 K.1
高橋悠治……水牛のように
林光……蜜蜂は海峡を渡る
ジョン・ゾーン……ロード・ランナー
j.コズマ……枯葉
オギンスキー……さらば祖国よ
ジョン・ケージ……夢
他。

合唱講座と御喜さんとの合わせ練習 

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綿密に打ち合わせをするピアニスト・志茂貴子さんと御喜さん。

natu2012-186.JPGnatu2012-173.JPGこちらも合唱講座生と御喜さん


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3日目の朝の「フィナーレコンサート」。手前は原村のお客様。

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演奏中!

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フィナーレコンサートの後に気さくにお話しをする御喜さん(左)。右は合唱講座ピアニストの志茂貴子さん。

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3日目のフィナーレコンサート。原村在住の方々にたくさんご来場いただいた。終演後スピーチするお客様。

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挨拶するムジカ声楽講師。左・中馬美和先生、右・後藤ちぐさ先生

全体の合唱指導はムジカ音楽・教育・文化研究所代表・日本合唱指揮者協会会員の内田功(いさお)先生。この合唱講座が始まって36回を全回指導されているベテラン指揮者。

今回取り組んだ曲は
1,不来方の……石川啄木 作歌 高田三郎 作曲
2,よみがえれ我が大地……アイルランド民謡 横井久美子訳詞
3,流れに沿って……E.Grieg 作曲 谷川俊太郎 訳詞 
4,マーラが与えた人生 ……ライモンズ・パウルス 作曲 小田陽子・黒澤歩訳詞
5,ばらを植えよう……ポーランド民謡 工藤幸雄 訳詞 林光作曲

実は2泊3日という短時間で混声合唱曲5曲をマスターするのはなかなかたいへん。内田先生は各曲の音楽性と技術面をとてもわかりやすく的確に指導してくれるが、同時にそれぞれの曲の出自や歴史的背景もていねいに教えてくれる。参加者は「この曲はどういう曲なのか」「その歌とどう取り組むか」を考えることになる。こ れも「合唱講座」とされるゆえんなのである。

合唱講座はもちろん来年も8月に開催します。どなたでも参加できるので興味を持たれた方、ぜひムジカまでお気軽にご連絡・ご質問をどうぞ。
ムジカ音楽・教育・文化研究所

〒151-0051東京都渋谷区千駄ヶ谷5-1-3 パークマンション201
電話:03-3356-5713(午前10:00〜午後6:00、月〜土) FAX:03-3354-0751
E-mail:musicahp@ny.airnet.ne.jp



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楽しいお昼のお弁当タイム。
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原村のみなさん、今年もお世話になりました。
また来年お会いしましょう。

これが自然文化園です!





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